猫と暮らし

猫を家族に迎えるには?初心者向け5つの方法を紹介

たーにゃ

猫と一緒に暮らしてみたい。そう思ったとき、まず気になるのが「どうやって猫をお迎えするの?」ということですよね。

ペットショップやブリーダー、譲渡会、保護猫カフェなど、実は猫と出会う方法はいろいろあります。

でも、初めて猫を迎える方にとっては、どれを選べばいいか迷ってしまうかもしれません。

この記事では、猫をお迎えする代表的な5つの方法を初心者さん向けにわかりやすく紹介します。

それぞれの特徴やメリット・注意点もまとめているので、あなたにぴったりの出会い方を見つける参考になれば嬉しいです。

猫と暮らす前にできること

猫との暮らしを考え始めたら、まずは猫カフェや保護猫カフェで実際に猫と触れ合ってみるのがおすすめです。

写真や動画で見るだけでは分からない、猫それぞれの性格や行動パターンを知ることができますし、自分に合う猫のタイプも見えてきます。

特に保護猫カフェでは、実際に里親募集中の猫たちと触れ合えるので、「この子を迎えたい」と感じる出会いがあるかもしれません。

猫カフェの店員さんに色々聞いてみるのも猫の特徴や飼い方を知る良いきっかけになりますよ。

猫の種類や年齢、性格はさまざまです。ご家庭のライフスタイルに合う猫がいるはずです。

いきなりお迎えを決める前に、まずは猫と過ごす時間を体験してみるのが安心です。

猫をお迎えする5つの方法

1、譲渡会

最近では、各地で保護猫の譲渡会が定期的に開催されています。

保護団体や動物愛護センターなどが主催しており、新しい家族を探している猫たちと直接会うことができます。

譲渡会の良いところは、猫の性格や背景をスタッフさんから直接聞ける点です。

また、保護主さんが猫の様子をよく知っているため、「この猫は静かな環境が合う」「家族との相性がよさそう」といったアドバイスももらえます。

ただし、譲渡には審査や条件があることもあります。たとえば、「完全室内飼いであること」や「脱走防止対策がされていること」、「家庭の状況」など。

猫の幸せを第一に考えての条件なので、事前にしっかり確認しておきましょう。

猫の命をつなぐ、大切な出会いの場が譲渡会です。

「猫を家族に迎えたいけど、どこから迎えたらいいか分からない」という方にも、ぜひ一度足を運んでみてほしい方法です。

我が家の姉妹猫も譲渡会からお迎えしました。譲渡会は私の一番のおすすめです!

譲渡会は誰でも気軽に参加でき、保護主さんからお話を聞きながら、ご家族のライフスタイルに合う猫を見つけることができます。

譲渡会の日に無理に決める必要はありません。

私も納得いくまで何度も譲渡会に足を運び、たくさん質問をしてからお迎えを決めました。

2、ペットショップ

ペットショップは、街中のショッピングモールやホームセンターなどにあり、いつでも気軽に立ち寄れるのが大きな魅力です。

可愛い子猫たちがガラス越しに遊んでいる様子を見かけたことがある方も多いのではないでしょうか。

ペットショップでは、猫の種類や毛色、性別、誕生日などの情報が明確に表示されていて、見た目や性格を比べながら検討しやすいというメリットがあります。

また、すぐに連れて帰ることができるのも特徴のひとつです。

特定の猫種――たとえばスコティッシュフォールドやラグドールなど、「この猫種を飼ってみたい」という希望がある方にとっては、選びやすい場所ともいえるでしょう。

ただし、価格は猫の種類や月齢、血統によって大きく異なり、数万円から数十万円と幅があります。人気の猫種は特に高額な傾向があります。

さらに、初期費用としてワクチン接種代やマイクロチップ代などが別途かかる場合もありますので、事前に確認しておきましょう。

見た目のかわいさだけで決めるのではなく、その猫がどんな性格で、どんな暮らしを望んでいるのかをよく考えてあげることが大切です。

ペットショップによっては、ブリーダーさんの情報や健康状態について詳しく教えてくれるところもあります。

購入前にスタッフさんから猫の育ち方や体調、これまでの環境についてしっかり確認しましょう。

気軽に立ち寄れる反面、命を迎えるという責任は変わりません。

おうちに迎えた後も、猫の健康や生活環境にしっかり向き合っていけるかどうかを考えて選びたいですね。

特定の猫種をお迎えしたいと考えている方は、猫カフェなどで実際にその猫種と触れ合ってみるのもおすすめです。

3、ブリーダー

特定の猫種を家族に迎えたいと考えている方には、ブリーダーからの譲渡という選択肢もあります。

ブリーダーとは、猫種ごとの特徴や健康に配慮しながら計画的に繁殖を行っている人たちのことです。

最近では、ブリーダー情報を掲載した専門サイトも多く、インターネットから気になる猫やブリーダーに直接連絡してお迎えすることができるようになっています。遠方のブリーダーさんともやり取りできるので、希望の猫種が見つけやすくなりました。

ブリーダーからお迎えすることで、親猫の性格や健康状態を確認できるほか、猫がどんな環境で育ってきたかを知ることもできます。特に血統にこだわりたい方や、長く健康に過ごしてほしいと願う方にとっては、安心感のある方法です。

ただし、信頼できるブリーダーかどうかを見極めることがとても重要です。猫の健康管理が行き届いているか、生活環境は清潔か、適切な時期まで親猫や兄弟猫と一緒に過ごさせているか、などをしっかり確認しましょう。

また、猫種によっては数十万円かかることもあり、費用面でも準備が必要です。見学や予約、契約などの流れもあるため、事前の調査と連絡は必須です。

ブリーダーとのやり取りを通して、その猫の背景をよく知ったうえでお迎えできるのは大きなメリット。猫にとっても飼い主にとっても、安心できるスタートになるはずです。

最近ではネットを通じてブリーダーとやり取りをし、見学予約やお迎え相談ができるサイトもあります。

▶ 外部サイト:みんなの子猫ブリーダー

子猫の写真や、ブリーダーの評価・飼育環境の情報なども掲載されているので、比較・検討に便利です。

※利用の際はご自身で内容をご確認の上、ご判断ください。

4、ジモティー

地元で猫を探す方法のひとつに「ジモティー」の活用があります。

ジモティーは、地域に特化したネットの掲示板サービスで、「猫 譲ります」など里親募集の投稿がされていることもあり、近くの方から猫を譲り受けることができるケースもあります。

ただし、ジモティーは個人間のやり取りになるため、譲渡条件や猫の健康状態、ワクチン接種の有無などをしっかり確認する必要があります。

中には保護団体がジモティーを使って里親募集をしている場合もあり、初心者の方はこうした団体から譲渡を受けた方が安心です。

また、ジモティー上で猫の譲渡会イベントの告知がされていることもあるので、チェックしてみるのもおすすめです。

事前にやり取りを丁寧に行い、できれば実際に会ってから譲渡を受けるようにしましょう。

また、動物愛護法では「無償でも生体を譲渡する場合、一定のルールを守る必要がある」ことが定められています。お互いが猫の幸せを考えてやり取りできることが大切ですね。

近場で探したい方や、譲渡会やショップに行けない方にとって、選択肢のひとつとなる方法ですが、慎重に検討しましょう。

5、SNSの里親募集

最近では、InstagramやX(旧Twitter)などのSNSでも、猫の里親募集が行われています。

保護主さんや保護団体が、日々の猫の様子を投稿しながら、里親を探しているケースも多く見られます。

SNSの良いところは、写真や動画を通じて猫の性格や生活ぶりがよく分かる点です。

「この子に会ってみたい」「相性が良さそう」と思える猫と出会えるかもしれません。

ただし、SNSでのやりとりは基本的に個人間の連絡になることが多く、信頼できる相手かどうかをしっかり見極めることが大切です。

保護団体が運営するアカウントであれば、譲渡の流れや条件が明確になっていることも多く、初めての方にも安心です。

やり取りの中では、猫の健康状態、ワクチンや不妊手術の有無、譲渡条件などをしっかり確認しましょう。

また、SNS経由でも対面での面会やトライアル期間を設けている場合もあります。

猫を迎えたいと思ったら、「#里親募集」「#保護猫」などのハッシュタグで検索してみると、意外なご縁があるかもしれません。

SNS上で猫の譲渡会イベントの告知がされていることもあるので、チェックしてみるのもおすすめです。

まとめ

猫と暮らす方法は、譲渡会・ペットショップ・ブリーダー・ジモティー・SNSの里親募集など、さまざまな選択肢があります。

どの方法にもそれぞれのメリットや注意点があるため、ご自身のライフスタイルや猫に対する思いに合った方法を選ぶことが大切です。

共通して大事なのは、「猫の幸せを一番に考えること」。

迎える前にじっくり調べて、実際に会って話を聞いて、納得のいく形で家族として迎えてあげたいですね。

どんな方法であれ、出会った猫とのご縁は特別なもの。

素敵な出会いがありますように。


ABOUT ME
たーにゃ
たーにゃ
姉妹猫のお世話係
猫と暮らす日々が何よりの癒しであると感じるアラフィフ主婦です。
このブログでは我が家の猫との暮らしを通じて【おすすめのキャットフード】や【猫に関する情報】などを紹介しています。
大切な家族である猫さんたちが、いつまでも元気でいてくれるようにーーーそんな想いで情報を発信しています。
同じように猫を大切に思う飼い主さんに少しでも役立ててもらえたら嬉しいです!
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